タウン情報まつやま

旬を追いかける編集部が
愛媛の生産者さんを直撃取材!

えひめの食「旬」取材

タウン情報まつやま2021年2月号掲載

甘平

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「西之香」と「ポンカン」の掛け合わせから生まれた愛媛オリジナルの品種。プチプチとした大粒の果肉と濃厚な甘さ、平らな形状が特徴。栽培の難しさから希少な品種となっている。

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甘平

編集部つけた
美味しさ」の知恵

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    育て方1半数の枝は全て摘果し、
    実らせる枝は2年に1度

    萩森さんは、果実に多くの栄養を注ぐため、1樹の中の枝を色つき紐で区別。年毎に実らせる枝と摘果する枝を分けている。

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    育て方2花の時期の温度管理で
    平たい果実の形を実現

    果実の形状を大きく左右する開花の時期には、こまめにビニールハウスの屋根を開け閉め。ハウス内の高温化が原因となるヘタ部分の盛り上がりを防いでいる。

  • 甘平画像

    育て方3裂果を防ぐため
    土壌に水分補給

    果皮が薄いため、成長が旺盛になる夏から秋にかけて急激な水分量の変化が原因で実が裂けてしまうことも。土壌の水分コントロールには細心の注意を払っている。

生産者

JAにしうわ

萩森 浩志さん

八幡浜市高野地地区にある約20aのビニールハウスで丁寧に「甘平」を栽培する生産者。その他、「温州みかん」や「紅まどんな」なども育てている。

生産者の写真

生産者に聞く!安心安全Q&A

Q甘平の生産を始めたきっかけは何ですか?
A

一口食べたときに、本当に美味しかったからです

「甘平」を作り始めたのは今から十数年前。「これは美味しい!」と感じ、自分も生産して多くの人に食べてもらいたいと思いました

Q甘平の生産過程で一番やりがいを感じるのはいつですか?
A

収穫の時期になり、実った果実たちを見たとき

収穫のときですかね。「よし、収穫だ」と思いながらたくさんの果実を実らせた木を眺める時間が1年の中で最高のときです

Q今後の展望を教えてください!
A

より多くの人に届けられるよう「甘平」を作り続けていきます!

現在は品種の性質上、他の柑橘と比べると希少な「甘平」ですが、今後も生産量増加を目指し、作り続けたいと思います!

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    かんきつ新品種「紅プリンセス」

    2019年、愛媛県は県を代表とする品種「紅まどんな」と「甘平」を掛け合わせた、独自開発の新品種「紅プリンセス」を発表。本格的な出荷は2025年開始が目標。

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    最高級品「愛媛Queenスプラッシュ」

    甘平の中でも糖度14度以上、酸度1.2%未満をクリアし、更に形状や色等が特に優れたものを「愛媛Queenスプラッシュ」として販売。

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    甘柑日和(かんかんびより)

    JAにしうわ管内で採れる旬の柑橘が大集合!

    住所/八幡浜市北浜1-1569-16
    電話番号/0120-478-186
    営業時間/8:30~17:00
    定休日/無(12/31~1/3を除く)

その他、この時期おすすめの農畜産物は
「えひめのあぷり」でご紹介!

えひめのあぷり


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