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特集記事

2026.1.20

えひめのパン屋さんを巡る

老舗からトレンドまで

パン屋巡り

“あの店のあのパンが食べたい”の一心で、編集部が愛媛県内のパン屋さんを巡ってきました。
老舗の名物パンや新店の注目パン、話題のトレンドパンまで網羅。
この特集を読んだら、パン屋巡りに出かけたくなるはず。
——*——
世代を超えて暮らしに馴染む老舗パン屋。
いつものドアを開けると、小麦の香りが思い出ごと優しく包んでくれる。
大好きな“あの味”を求めてでかけよう!


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まことや|[創業約70年]大洲市
変わらずこの場所にあるふと恋しくなる味わい

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クリーム金時(205円)

材料や配合も昔のまま。ふわふわもっちり生地に、あんことバタークリームを挟んだパン

【美味しさの秘密】
変えないことがこだわり
バタークリームも自家製
クリームが高価だった時代、先代が選んだのは自家製バタークリーム。北海道産小豆で作るあんこや生地にも負けない、バランスの取れた味わい

 店主・誠一さんの祖母が和菓子屋を始めてから、約70年。父・誠さんの代でパン作りが始まり、今では地元に根付き、愛されるパン屋となった「まことや」。
店内の赤いコンテナと個包装のパンには、仕事や部活で服が汚れていても、そのままふらりと立ち寄り、好きなパンを鷲掴みにして帰ってほしい、そんな日常の延長にある店でありたいという想いが込められている。
ふっくら、もっちりとしたパンは、子どもにもお年寄りにも優しい味わい。先代である父から教わった製法や配合は、ずっと変えていないという。その変わらず受け継がれてきた味と想いが、今も人を引き寄せている理由の一つだ。今では息子の凜さんも加わり、デニッシュなど新しい商品も登場。
家族で営み、会話が生まれるこの店は、パンを選ぶ時間さえ楽しく、どこか懐かしく感じさせてくれる。

■まことや
大洲市長浜甲481-6
TEL/0893-52-0909 
営業時間/10:30~18:30(月・木曜12:00~)
休/日・水曜
P/有
電子決済/可







うちだパン 中央本店|[創業77年]松山市
変わらぬ美味しさを次の世代へとつないでいく

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クレセント(108円)

ソフトフランスの生地に溶かしバターを塗って巻き上げた人気No.1商品。ほんのり利いた塩が◎

【美味しさの秘密】
薄く伸ばした生地に
こだわりあり!
しっかりとした噛みごたえを残すために生地の熟成は8割程度に抑え、生地を冷やしながら薄く伸ばすことによりカリサク食感に仕上がる。

 創業から今年で77年。「黒糖パン」や「クレセント」をはじめ、数々のヒット商品を生み出してきた愛媛を代表する老舗。
長年支持され続ける理由は、その圧倒的な品揃えと手頃な価格にある。菓子パンや惣菜パン、サンドイッチ、ハード系まで常時100種以上が並び、性別や世代を問わず、誰もが食べたいと思う一品に出合える。
昨年から今後3代目となる息子・乃利旭さんも店頭に立ち、修業の日々を重ねている。
確かな味と想いを次の世代へとつなぐ「うちだパン」のこれからに、ますます期待が高まる。

■うちだパン 中央本店
松山市中央1-12-1
TEL/089-989-7262
営業時間/7:00~19:30
休/木曜(祝日の場合は営業)
P/有
電子決済/可
うちだパンのホームページはコチラ






コトブキ屋Breads|[創業72年]松山市
いつも見守ってくれる
日常に溶け込むパン

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ながぱん(180円)

先代から伝わる看板商品。優しい甘さであっという間に食べ終わってしまうロングパン

【美味しさの秘密】
変わらない味を支える
特製ハチミツクリーム
時代の流れと共に元のハチミツクリームが仕入れられなくなったそう。味が変わらないように研究を重ねて自家製クリームが完成した。

 昭和28年創業、地域の暮らしに寄り添い続けてきた老舗パン屋。
現在は2代目となる娘夫妻が店を切り盛りする。長い歴史の中で、パン工場の経営や結婚式の赤飯作りなど、できることは何でも引き受けてきたそう。先代の想いは夫妻に受け継がれ、向かいの幼稚園へ給食用の焼きたてパンを届けたり、依頼に応じてメモリアルブレッドを焼いたりと、人々の暮らしに温かな彩りを添えている。なかには、奥さまとの会話を楽しみに店を訪れる人も。
ご主人が作る美味しいパンと奥さまの素敵な笑顔が、訪れる人の心をほぐしてくれるはず。

■コトブキ屋Breads
松山市南吉田町1692
TEL/089-972-0278
営業時間/10:30~19:00(土曜~18:00)
休/日曜、祝日
P/無
電子決済/不可






ガトウ・ド・キリシマ|[創業75年]伊予市
75年経っても変わらない
確かな味とまっすぐな想い

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ハイブレッド食パン(1本・390円)

驚くほど柔らかくしっとりとした食感。甘すぎないので食事パンとしてもおすすめ


 伊予市の郡中駅からほど近い場所にある「ガトウ・ド・キリシマ」は1951年創業。2代目の桐嶋義治さんはこの道50年近くになるベテランのパン職人。
大学を卒業後、東京・浅草にて3年間の洋菓子修業を経て、父親が開業したパン屋で働くため愛媛へ戻った。現在はスタッフも一緒にパンを焼き、義治さんを支えている。50種類ほどあるパンの中でも、特に力を注いでいるのが全9種ある食パン。数種の小麦粉をブレンドし、それぞれに配合も変えているという。
どれも自信作だが、特に好評の「ハイブレッド食パン」はぜひ食べて欲しい一品だ。

■ガトウ・ド・キリシマ
伊予市下吾川1510
TEL/089-982-0177 
営業時間/8:00~17:00(日曜~12:00)
休/月・火曜、日曜午後
P/無
電子決済/可







田野屋|[創業80年]西条市
3代目へと紡いでいく
地域で愛され続ける味

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あげぱんきなこ(150円)

ふんわりコッペパンの軽い食感が◎。イベント出店時にも大人気の揚げパンは「さとう」もあり


 丹原町商店街の一角、創業当時は日用品や酒とタバコ、和菓子製造がメインだった「田野屋」。
昭和53年より現店主である2代目がパン製造をはじめ、特に練乳と生クリームが入っている食パンは、生のまま食べても美味しいと評判で、遠くからわざわざ買いにくるファンもいるほど。時代とともに商店街は閉店する店も増え、70歳を機に店を閉めるつもりだったそうだが、「お父さんのパンを残したい」と娘の美佳さんが跡を継ぐことを決意。
父の味を継承しながらも、地域のイベントにも積極的に出店、新商品作りにも挑戦している。

■田野屋
西条市丹原町今井408
TEL/0898-68-7128 
営業時間/9:00~18:00
休/水・日曜、不定休あり
P/有
電子決済/不可