2018.7.10
Tue
天井をテントで安全に…
ボンバ家
この度の大雨による災害により、被害を受けられた皆様、謹んで心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。
自分の住んでいる松山市内では比較的甚大な被害はなかったものの、度重なる震災などより防災、耐震に関する意識はますます高くなる一方だと思います。
さて、今回は住宅情報のスピンオフ的な内容として、松山市でテントの生産やリース等を手掛けられている『TMトミオカ』さんにお伺いしました。

何故にテント?というお声もあるかと思いますが、
TMトミオカさんでは運動会で使用するようなテントだけでなく、
例えば陸上競技場のスタンド席のテントや、あるいは商業施設のテントをデザイン付で仕上げたり多岐に渡り活躍されています。

そんな中今特に力を入れられているのが『膜天井』という建物の防災提案。
例えば災害の際に避難所に指定されている体育館など、天井が重みで崩れるなんてことも
可能性としてはあるわけですね。
そこで天井を軽量なテント素材で覆うことで、天井落下の危険性を大きく減らすことができます。
実際に愛媛では新居浜市の市民体育館で導入されており、この膜天井の施工は愛媛県でTMトミオカさんだけが
行いことができるそうです。
TMトミオカ㈱
https://www.tm-tomioka.com/
建物の軽量化、クッション性という観点では住宅に精通する部分がありますよね。
住宅に膜天井…は現実的ではないですが、周りの建物にも防災のヒントが隠されているので
是非探してみて下さい。